こんにちは、More Fun!の家庭犬しつけインストラクター由香です
寒暖の差が激しいですね~ みなさん、体調にはお気をつけくださいね
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さて、先週の土曜日は、マルチーズ x チワワミックス ルークくんのトレーニング4回目でした
「オスワリ」と「フセ」は上手に出来るルークくん、この日はそれぞれの体制で、+「マテ」が出来るように練習しました
「オスワリ」や「フセ」は、それだけではただの”芸”です。「マテ」とセットで出来て初めて、生活の色々な場面で役に立ちます。
例えば、ドアの外に出る時、横断歩道や信号待ちの時など、飼い主さんが安全確認して「OK!」の指示をわんちゃんに出すまでじっと出来て、
当初、ご家族がしつけと考え叩いたりすることがあったとの事で、ルークくんは身を守る手段として、咬む事が習慣付いてしまっていました。
このお困り問題については、叩くことはルークくんとの関係を悪くするだけとご理解頂いて、ご家族皆さんがルークくんの咬みを誘発するようなことをしなくなったので、
特にひどく咬まれていたというお父さんとの関係も大分良くなってきたとお聞きして、嬉しい限りです
でも、一度「咬む」ことで嫌な事を回避出来ると学習してしまったわんちゃんは、今後も何か危険を感じる状況になれば、咬むことで解決しようとします。
なので、犬が咬む状況を作らない事が基本ですが、この先どうしても、具合が悪くなった時の病院診察時等、わんちゃんにとって嫌な事をしなければならないことが出て来ます。
体の何処を触られても大丈夫な練習もして行きますが、それでも、どこか痛いところがある時にそこを触られたら、とっさにお口が出る可能性があります。
そんな状況も予測して、口輪を嫌がらずに付けられる練習をしておけば、獣医さんや飼い主さんが咬まれる心配がないので、安心です。
口輪だけでなくエリザベスカラー等もそうですが、診察で必要になってからいきなり付けたら、付けること自体が虐待のようになってしまう程、犬に大きな負担になってしまう場合もあります。
なので社会化トレーニングのひとつとして、これらに慣れる練習をしておいてあげれば、診察時の犬の負担はかなり軽減するはずですし、獣医さんも診察がスムーズに出来ます。
で、宿題ですが、”口輪に置いたフードを食べる”という練習でした。
飼い主さんが頑張って練習を続けて来られたので、ルーク君、口輪への抵抗感は全く無い良い状態でした
この日はステップアップして、ルークくんの前に空っぽの口輪を差出し、その先にフードを持った手を出して、ルークくんが自分から口輪にマズルを突っ込める練習
終了後、柑橘系の香りの美味しいお茶とお菓子を頂いてほっこり感謝
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