☆まずは、犬としての生活を満たしてあげる☆

こんにちは More Fun! のほめほめドッグトレーナー由香です

8ヶ月のチワプー、アンクくん & マロンくんのカウンセリング☆

今回の飼い主様の状況と問題は、

• 狭いケージで1日約12時間お留守番。お散歩は、彼氏さんもご自身も朝は早いし、帰宅後も疲れて無理なので、行っていない。
• お困り問題①「帰ってくると、もう興奮がすごくて！狂ったように走り回って！」②「トイレをあちこちにしちゃうんです。だから帰宅後もケージに入れっぱなしになってしまうんです。」

私にお問い合わせ頂く前に、2人のドッグトレーナーから「手放した方が（里親に出した方が）いい」と言われたそう。

でも、それは望んでいないから、私に助けを求めて来た。

飼い主様が望むのは、アンクくん & マロンくんと、楽しく仲良く暮らせるようになりたいということ

その為には、わんちゃんがどういう心の状態でいるのか理解して、飼い主様が変わって頂く必要があります。

カウンセリングで飼い主様と一緒にした事は次の3つ。

①環境改善

トイレとベッドが隣り合わせの小さなケージは、長時間のお留守番には不適切。特にエネルギーのあり余っている仔犬には酷な事。

取りあえず、アンクくんとマロンくんのケージ2つを合体させて、2頭一緒にする事で解消。

トイレもケージ外に設置して、中で広々遊べるようにしました

②齧る欲求を満たしてあげる

「齧る｣事は犬の本能的欲求。お留守番には、楽しく独り遊びする為の齧るおもちゃが不可欠

アキレスやコングを夢中で齧って大人しくなったアンクくん & マロンくん

おまけに、クレート嫌いと言っていたマロンくん。アンクくんに横取りされてしまうので、自分でクレートに入り、落ち着いて齧るのを楽しんでました

ママさん「信じられな〜い！」

齧ることに熱中して、”楽しそう”な2頭を目の当たりにした飼い主様　

早速コング2つお買い上げ　アキレスも「ネットで何て検索すればいいですか？」

③トイレトレーニング

トイレ以外での排泄をこっぴどく叱っていたという飼い主様。

「トイレでした時は、褒めてますか？」と聞くと、「いや、特に。」と。

私「叱って、効果ありましたか？」

ママさん「う～ん、なかったかなぁ」

私「ですよね！効果ないこと止めましょう！」

ということで、トイレに誘導→排泄出来たら褒める！のやり方を一緒に練習

するとお話中も、パパさんが2頭を気をつけて見てくれて、トイレ誘導を実践してくれました

それからお散歩。「お散歩の目的は何だと思いますか？」とお聞きしてみると、ママさん「う～ん。。気分転換？」

分かってらっしゃるじゃないですか　

お散歩に行ったことはあるというママさん、「確かに、行った時はかなり疲れるみたいで、すごい興奮はなかったです。」

そして「1日1回はね！」とパパさんにも協力を求めるママさん！「そしたら、かなり変わると思うんです。」

はい、変わります　犬にとって必要な事を満たしてあげれば、困る問題は起きません