こんにちは More Fun! の家庭犬しつけインストラクター由香です
お悩みだったことの一つは、「物を守る」ということ。
具体的には、「床に落ちた菓子袋等(誤飲のしたら困るもの)を守って唸り、咬みそうになる」
「病院のアドバイスに従って、交換物を与えて回収しようとしてみたけど、上手く行かない」 ということでした。
まず 1つ目は “誤飲して困るものをフクくんのそばで落とさない”という、飼い主さん側の「管理」が前提です。
菓子袋を落とすのは主にお子様だったので、
何か食べる時はフクくんと物理的に場所を分けるなど、 ママにしっかり管理して頂くようにしました。
でも、いくら注意しても、うっかり落としてしまうことはありますよね。
ですので2つ目は、落ちた何かをフクくんが咥えてしまった時は、 “無理矢理回収しようとしない”ということ。
大事なもの(犬にとって)を取られそうになって怒るのは当然です。
飼い主さんが慌てて取り上げようとすればするほど、犬は必死で守ろうとして、
唸る、咬みそうになる、という威嚇は激しさを増します。
因みに、病院の先生からのアドバイスである”交換物を与えて回収する”というのは正しくて、
守る習慣が付く前から「ちょうだい」で交換出来るトレーニングをしておくのがベストです。
ですが、既に飼い主さんの動きに過敏になっているフクくんに、このトレーニングは向きません。
それよりも、「取らないから、守らなくていいんだよ」という安心感を与えることが大事です。
その為に、危ないものを咥えさせてしまった時の対処は慌てずに、
「おいでー!こっちにもっといい物があるよ♪」という感じで、 おやつで気を引くようにして頂きました
フクくんの場合、以前小型犬用ガムを与えたところ、 飲み込んでしまったことがあるのでそれ以来あげてなかった、ということでした。
実は小型犬でも、”小型犬用”として売っているガム類は小さ過ぎるケースが多いです。
そしたら、飲み込む危険のない大きいサイズをあげましょう!
中型犬用のこのガムにして頂いたところ、フクくんはとても気にいってくれたとのこと
もちろん、コングやガムのように与えっぱなしに出来るものは、
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