ほめほめドッグトレーナー由香です
昨日体験入園だった翔くん
唯一食べる鶏ささみのご褒美で、うちのナナちゃん・ゆうくんが居ても吠えない練習や、
クレートトレーニングなどを少しづつ、頑張りました!
唯一食べる鶏ささみ・・・そう!翔くんは、ささみしか食べない子だったんです!
これにはママさん、とても心配、苦労されているようでした。
ところで、小型犬には翔くんのように、ご飯を食べない子がとても多いです。
それには、ペットの流通過程に根深い原因が潜んでいると私は考えます。
パピーミル(仔犬繁殖工場)やペットショップでは、仔犬は安価な(=栄養価の低い)フードを、死なない程度の最小限の量しか与えられません。
理由は2つ。1つは、大きくなると高値で売れないから。そしてもう一つは、ローコスト重視だから。
私達人間もそうですが、幼少期の栄養状態が、その後の身体的成長と健康を決定づけます。
仔犬たちの結果はこうなります。
- 質の悪いフードを少量しか食べてなかったことで、消化機能が弱い
- 同じフードを食べ続けた為、他の食べなれてない食べ物を受け付けない
なので、食べ慣れたフードには飽きて食べないのに、他の物をあげても食べない、という事になります。
さて翔くん、ご飯を食べてくれないと、ささみだけでは栄養が偏ってしまう!
ママさんは、無料相談時に私がお薦めした生食を早速購入してくださっていましたが、「食べなかったんですぅ」と、大量の鶏ささみと一緒にお持ちくださいました。
生食は、自然界で生肉・生骨を主食としてきた犬にとって、栄養的にも理に適っているし、美味しくない訳がない!というのが私の持論。
これは、食べ慣れてない =美味しい事が分かっていないだけ、と確信してました。
結果は私の想定通り!
朝ごはんではささみをいっぱい混ぜながら、少しづつ食べたらほめての繰り返しで、楽しく食べれたんですよ
詳しい練習の様子はこちら
そして、夜ご飯では更にスムーズに、量も倍くらい食べれました
手からだけではなく、お皿にも自分で食べに行ったんです!
ほとんど食べました!
犬の保育園では、わんちゃんをお預かりする事で、飼い主さんとのお話だけでは見えなかった細かい状況が色々見えてきます。
保育園での状況を共有して、飼い主さんと私の連携でやって行くと、今までずっと困っていたことが、このように1日で解決策が見えて来ることもありますよ!
わんちゃんが食べない問題、おひとりで悩まずに、ほめほめホームにお任せくださいね
お問合せはこちらから