ほめほめドッグトレーナー由香です
今週のほめほめホーム犬の保育園
1歳チワワxポメラニアンのこまちくん
2歳マルチーズのまるすけくん
9ヶ月齢チワワのマノアくん
10ヶ月齢ポメラニアンのゆきちゃん
そして、ドッグホテルの3歳ミニチュアシュナウザー、あんずちゃん
さて今回は 「怖がりな犬の幸せな育て方」について。
あなたのわんちゃんは、生活音、初めて目にする物、環境など、些細な物事に怖がってしまっていませんか?
そのようなビビリな犬は、毎日の生活で慢性的なストレスにさらされながら生きています。
ずっとそのままでは、可哀想ですよね!心と体は繋がっていますので、精神的なストレスは、健康維持にも悪影響です。
でも飼い主さん次第で、わんちゃんの怖がりを克服して、心も体もハッピーにしてあげることが出来るんです!
まず、犬が怖がりになってしまう原因は、2つあります。
1つ目は、生まれ持った気質。
2つ目は、経験不足。
そして大事なのは圧倒的に、2つ目の「経験」の方なんです。
何故ならば、気質の方はもうDNAにプログラムされているので、変えようがありません。
でも、「経験」の方は、飼い主さんがわんちゃんに沢山の良い機会を与えてあげさえすれば、それ次第で変えて行ける部分です。
例えば私たち人間も、幼少期の経験が将来の資質やコミュニケーション能力にどれだけ重大な影響を与えるかということは、文部科学省の調査研究データも示しています。
→http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab201701/detail/1398111.htm
簡単に言うと、頑張った経験の無い子は自信が無いので、物事にも、他者と関わることにも消極的になりますが、様々なチャレンジを通して褒められたり、克服した経験を積み重ねて成長した子は、積極的で、失敗した時の回復力も身に付きます。
そしてこれは、犬についても全く同じなんです!特に、子犬の「社会化期」と言って、好奇心旺盛でまだ警戒心・恐怖心が未発達な時期(1~4ヶ月齢)の経験値が、その後の犬生を大きく左右します。
生まれ持って怖がりな気質の犬種・個体も、”勇気を出してやってみた!→出来た!大丈夫だった♪”という経験で自信を付け、過度に怖がりな犬になることを予防し、様々な状況への適応能力も身に付けることが出来るのです。
マノアくんも、元々すごくビビリで、そのため行動に落ち着きが無かったわんちゃんです。
でも、パピークラスからの飼い主さんとの様々な取り組みで、”勇気を出してやってみた!→出来た!褒められた♪”の経験を重ねて怖がりを克服し、とっても落ち着きのある、穏やかな犬に成長しています
例えば、最近のマノアくんのチャレンジは、プチハードル&トンネル
1ヶ月半前の初チャレンジでは、おやつを使っても、飛ぶことも潜ることも、怖くてなかなか出来ませんでした。
20分位練習して、やっと慣れて来た様子がこちら↓
良い状態まで持って行って終了しましたが、まだ、ちょっとびくびくしていました。
そして、今週2回目のチャレンジがこちら↓
すっかり自信を付けて、合図で楽しく出来るようになりました
怖がりと言えば、ドッグホテルだったあんずちゃんも、しつけ方教室でのトレーニングを通じて、苦手な他犬を大分克服出来たようなんです!
初級クラスのグループレッスンでは、大分激しく吠えていたのですが、中級クラス以降は全然吠えなくなったし、
今回最終日に一緒になったこまちくんとも、とっても良い触れ合いが出来ちゃいました
「前に他に1泊だけ預けた時は、他の子には吠え、スタッフさんとも遊べずだったのに!」
と、ママさんも嬉しびっくり
あなたのわんちゃんも、飼い主さんが諦めなければ、怖がりを克服して、幸せな犬に育ててあげられます!
わんちゃんの幸せな犬生のための、 「100%ほめるしつけ」のほめほめホームの犬の保育園♪
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