こんにちは More Fun!の家庭犬インストラクター由香です
さて、前回の「愛犬のごはん① – 安全安心なフードの選び方」記事では、
多種多様な総合栄養食フードから良質なフードを見分けるポイントとして、
①動物性たんぱく質がメインであるか ②人口添加物が多く使われてないか
ということをチェックしてあげると良いですよ、という事を書きました
生食とは、生肉に生の野菜や果物、海草類などを混ぜる、文字通り完全に生の食事です。
最近は生食も大分メジャーになってきたので、”BARFダイエット”とか”ローフード”というのを聞いたことがある方も多いかも知れません。
私自身は、周囲のドッグトレーナーから「生食が良い」とよく聞くようになってきたのが3年程前です。
それまでは、手作りなんて栄養バランスが分からないし時間も無いから私には無理、総合栄養食が一番安心、と思ってしまっていたので、愛犬には獣医さん推奨のドライフードを長年あげていました。
”知らない”ことは怖いです。。実は、炭水化物メインで添加物ギトギトのフードをあげていました
食事は血となり肉となり骨となるものですからね!愛犬には出来るだけのことをしてあげたいので、
最初は生食のフリーズドライ食(お湯でふやかすだけ)+週1だけ手作り生食にしてみたら、本当にとても良いと思い、
その後、手軽に栄養バランスが整った生食が作れるキットが市販されていることも知ったので、今では毎日生食になりました
犬は本来小動物を捕獲して生のまま食べていたので、歯の形状、胃液、腸の長さ、消化機能など、生肉や生骨に適した構造になっていると言われています。
つまり、生食はわんちゃんにとって消化がいい=体に負担が掛からないんです。
消化が良い証拠に、炭水化物メインのフードだと消化しきれない分うんちの量が多いのが、生食にするとうんちはコロコロで少なくなります。
栄養的には、加熱で壊れてしまうミネラル分やビタミン、酵素といった栄養素が、生だとたっぷりです
生の野菜や果物類、海藻類を足す理由は、お肉の身の部分だけだと ミネラルバランスが悪いからなのですが、
私の場合、時間がある時に数種類の野菜をフードカッターにかけて冷凍保存しておき、小分けにして使ったり、
市販の「発酵野菜パウダー」を使っています。
お肉もペットの生食用に、生骨やホルモン類も一緒にミンチになったものも売っているので、私は鶏、鹿、馬肉などのお肉をネットで買っています。
何を食べさせているのか分かり、添加物の心配もないので安心です
添加物の怖さは前回記事でも書きましたが、私に生食を教えてくれた方で愛犬に何らかのトラブル、涙やけ、目やにが多い、耳が汚れ易い等々、があったという方は、皆さん口を揃えて「劇的に良くなった」と言います。
また、アレルギーや癌の子が多くなっているのは、ドライフードの普及と比例しているというデータもあるそうです。
私の場合、去年4月に愛護センターから迎えたゆうくんが、最初毛がすごく硬くてちょっとチクチク痛い位だったのが、すごく柔らかく、艶々な毛並みになりました
やっぱり、匂いも味も、生肉が一番美味しいのだと思います。
もう、混ぜてる野菜も絶対残さずキレイ~に食べるし、愛する我が子のあの喜びようをみたら作り概もあるし、もうドライフードには私は戻れません
「犬 生食」で検索すると色々ヒットしますので、興味のある方、是非わんちゃんに試してみて欲しいと思います
生食を試す際に一つ注意点は、色々なフードを食べ慣れてない子や胃腸の弱い子の場合、最初お腹がびっくりして、吐いてしまったり、下痢をしたりする子もいます。
その場合、飼い主さんもびっくりしますが、人間でも食べなれてない物(例えば激辛フードとか)を食べると、お腹がびっくりしますね。
今まで食べていたフードに徐々に混ぜていったり、最初はお肉を加熱してあげたりして、様子を見ながら切り替えてあげると良いと思います
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