ほめほめドッグトレーナー由香です
今週のほめほめホーム犬の保育園
7ヶ月齢ポメラニアンのゆきちゃん
8ヶ月齢ボーダーコリーのチェロちゃん
6ヶ月齢チワワのマノアくん
11ヶ月齢チワワxポメラニアンのこまちくん
1歳柴犬の六助くん
さて今週は、四つ足で立つ行動「タッテ」を教える3つのメリットについて
1つ目は、例えばマナーウェア装着や洋服を着せたい時、足拭きやお腹の毛に付いた草木を取りたい時など、日常生活の色々な場面で合図で「タッテ」が出来ると、便利ですし、
そして、合図を分かってタッテをキープしてるのが、とっても可愛いです
2つ目は、基本の合図「オスワリ」「フセ」に「タッテ」も追加で教えることで、犬がハンドラーにより集中して、よく言うことを聞くようになります!
犬は先読みしますので、「オスワリ」「フセ」の2択だと、”どっちかやればいいでしょ~”と、指示を見聞きせず勝手に腕立て伏せ行動をするようになりがちです。
でも3択になることで、正しくやるために”ちゃんと指示をよく聞かなくちゃ!”となるのです
今週「タッテ」を完璧に理解したゆきちゃん!
ママさん「マナーウェアを着ける時、『タッテ』ですごくやり易くなりました~♪」
「オスワリ」「フセ」「タッテ」のランダム練習も、とっても良く集中して、合図通りに上手に出来るようになりました
そして3つ目は、後ろ脚の筋力維持になり、健康促進に繋がります!
犬は普段、四つ足歩行で意識するのは前脚が7割、後ろ脚はたった3割位と言うことが分かっています。
両前脚を踏ん張って、後ろ脚はあまり動かす意識を持っていないのです。
その為シニアになるにつれて下半身から退化し、お尻も小さくなってしまいます。
将来の寝た切り予防のためにも、私は保育園生わんちゃんの基本トレーニングに、必ず「タッテ」を入れています。
「タッテ」を教える前までは、大抵の犬はオスワリとフセの姿勢も、後ろ脚がグニャッとだらけてしまうのですが、
「タッテ」で後ろ脚に意識を持つようになると、皆オスワリとフセも、ピシッと綺麗な姿勢になります
今週はゆきちゃんもフセが自然と綺麗になったし
「タッテ」練習中のマノアくんも、フセが綺麗に出来る確率がグンと上がりました
こちらは「タッテ」を教える前のフセ練習↓
そしてこちらが、今週「タッテ」練習を始めてからのフセ↓
犬が自らは意識して使わない後ろ脚の筋力。トレーニングで意識を持たせてあげることで、健康寿命が数年伸びますよ
さて、今週の他の子のトレーニング
ヒールポジション「ツイテ」がとっても上手になったこまちくん。反対の右側に付くサイドポジション「サイド」も、とっても上手になりました
チェロちゃんは、「マット」を遠隔で、とっても楽しそうに上手に出来ました
チェロちゃん、勝手にマットに行かずに、ちゃんと「マット」の合図を待って行けるようにもなりました
そして六ちゃんは、ノーズワーク
「段ボールを囓っちゃうんです~」というママさんからのリクエストで、今回2回目のトレーニングでしたが、
六ちゃんすっかりルールが分かり、ご褒美の隠し場所を、とっても上手に探し当てるようになりました
ほめほめホームの楽しい犬の保育園
今週もみんな、色々楽しく頑張りました