今週のほめほめホーム犬の保育園
さて皆さん、わんちゃんを家族に迎える時は、ドッグカフェや旅行に行きたい、ドッグランにも連れて行きたい等、その子と一緒に様々な楽しみを共有することを、思い描いていましたよね!
その後、現実はどうなっていますか?思い通りの楽しいわんちゃんとの暮らしが、実現出来ていますか?
実際は多くの飼い主さんが、
「人や犬に吠えるから(咬んだら大変だから)、連れて行けない」
「毎日のお散歩も苦痛・・・」
となってしまっています。
そして、わんちゃんの問題が酷くなって相談に来られる時期(わんちゃんの月齢)は、皆さん共通していて、子犬の次にとても多いのが”8ヶ月齢”なんです。
何故”8ヶ月齢”だと思いますか?
何故ならそれは、子犬の脳の成長と深く関係しています。
これはどういうことかと言うと、社会化期(生後約1ヶ月~3、4ヶ月齢)の後の1歳位までの時期を「若年期」又は「第2感受期」と言って、性成熟に至る迄の期間になります。
この時期は人間で言うと思春期に当たり、感受性が強い時期です。
社会化期にパピークラスで十分な社会化(あらゆる対象に慣れ、社会性を身に付けること)をしたわんちゃんでさえも、この時期に継続的な社会化強化が無いと、せっかく慣れた対象にもまた恐怖心を抱くようになったり、問題行動がぶり返す「後戻り現象」が起きます。
そして特に”8ヶ月齢”が、問題がどんどん酷くなり、皆さんいよいよ「これは、年齢と共に落ち着くものでは無いな」と気付かれる時期みたいです。
「もう少し様子を見てみよう」と思っているあなた!様子を見ている間に子犬の脳は急成長しています!
社会化期~若年期にわんちゃん同士の十分な遊びと、正しい社会化トレーニングが無いと、わんちゃんと思い描いていた理想の暮らしは、どんどん遠のいてしまいますよ!
一方、2ヶ月齢で保育園に入園して、現在4ヶ月齢のりりちゃんは・・・
ママさん「この前買い物に連れて行って、お利口でした~周りの犬が吠えてても吠えなくて、お店の人に褒められたよね」
パパさん「うん」
そして、2ヶ月齢からパピークラス~その後も継続して保育園に通ってくれている1歳のゆきちゃん
ママさん「室内で外の刺激に吠えちゃうのが、『オスワリ』の指示ですぐに落ち着けるようになり、今ではそもそも、殆ど吠えることが無くなりました」
「外では、『ポメラニアンはよく吠える子が多いのに、大人しくてお利口ですね!』って褒められます」
わんちゃんを連れて行く先々でみんなに褒められたら、嬉しいですよね~
わんちゃんが心も健康で育ち、ご家族との絆も深まる「叱らないしつけ」のほめほめホーム犬の保育園♪