週末の犬のしつけ方教室

成犬中級クラスの1歳パピヨンのみるくちゃんと、3歳キャバリアのサンちゃん


みるく「他犬とのすれ違いの時も、ママに集中♪」
サン「ママの指示聞いてる方が、いいことあるもんね~♪」

さて、わんちゃんの”咬み癖”に困っている、というあなた。

咬む問題は深刻ですから、どうにか直したいですよね。

ところで、犬の咬む理由は大きく分けて、次の2つです。

1つは、遊びの延長でじゃれて咬む「甘咬み」。
そしてもう1つは、怒って咬む攻撃性の「本気咬み」。

今回は、後者の「本気咬み」について書きますね。

本当はパピーの頃の予防が大事なんですが、

既にわんちゃんが本気であなたを咬むようになってしまっているなら、その現状を変えるために必要なことは、次の3つです。

まず1つ目は、嫌がることを無理矢理やらない、ということ。

無理矢理やるから怒ります。

わんちゃんは一度でも、「咬むことで嫌なことを回避出来た」という成功体験をすると、嫌なことがある度に繰り返し咬むようになります。

そして、咬む行動は習慣化してしまいます。

悪習慣は絶たない限り、無くなりません。
なので、あなたのわんちゃんが嫌がることを無理矢理しないことで、”咬む状況を作らない”ということです。

次に2つ目は、変な叱り方をしない、ということ。

例えば、私の生徒さんの中には、犬が咬もうしてきた時に「押さえつけて、口の中に手を突っ込んで叱る」という対処法を他の何処かで習ったという方が、時々いらっしゃいます。

その結果わんちゃんは「余計咬むようになってしまった」ということで、私の所に来るのです。

追い詰められたら反撃します。

じゃあどうすれば良いかというと、前述の1つ目、「嫌がることを無理矢理しない」→咬む状況を作らない、この徹底です。

そして3つ目、一番大事なのが、信頼関係構築。

例えば私たちも、言葉が分からない外国人と生活を共にすることになったとします。

その相手があなたに色々と言ってくるけど、何をどうすれば良いのか、いつも分からない・・・

これって、不安じゃないですか?

わんちゃんも、一緒に暮らすあなたの指示が明確で無い事は、不安でストレスです。

あなたと一緒に居て落ち着けないと、あなたの行為に過敏に反応し、むやみやたらに咬んで来ます。

逆に、信頼関係がしっかり出来ていれば、むやみやたらに咬んで来ません。

そのためには基本のトレーニングで、あなたの指示がいつもわんちゃんに明確に伝わるように、色々教えてあげること

これが絶対必要で、重要なんです

みるくちゃんのママさんの、中級クラス修了日のご感想:

「咬まなくなった♪」

そう!みるくちゃんは初級クラスの時は、すぐに怒って咬む子でした。口輪も使っていたんです。

でも、トレーニングで飼い主さんとの楽しいコミュニケーションが増え、信頼関係を深めてきたみるくちゃん

ママさん「お散歩で、リードが張らずに歩けるようになったんです♪」

「おしっこに水を掛ける時、オスワリマテが出来たんです♪」

みるくちゃん「ママの指示聴くの大好き~♪私が上手に出来ると、笑顔で喜んでくれるんだ~♪」

ママさん「可愛い~♡」

飼い主さんへの信頼・安心感で、怒って咬む必要がなくなったので、口輪も要らなくなりました

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